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ご祝儀・お祝いの品って必要?北海道結婚式のホントのトコロ
参列ゲスト向け情報結婚式の豆知識・雑学
by 札幌コンシェル編集部
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会費制の結婚式でご祝儀やお祝いは必要?
北海道の結婚式は”会費制”が一般的ではありますが、会費だけお持ちになるのは独身のご友人などで、実際には会費以外にご祝儀袋を用意され「お祝い」としてお持ちになるご親族やご上司の方々が多くいらっしゃいます。(基本ルールとして、払わなくても問題はないのですが、新郎新婦の近しい方の場合は気持ちとしてお渡しする方が多いです。)
結婚式に参列したことがある方は、受付でトレーに沢山のご祝儀袋が並んでいる所を目にした方達も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、北海道の結婚式で準備する、ご祝儀やお祝いについて紹介します。
ご祝儀についてはどうでしょうか?
◆結婚式のご祝儀袋はどんなものを使う?
このご祝儀袋やプレゼントにかける熨斗(のし)の水引も「結びきり」と言って「蝶結び」では無いものを使用致します。それは1度だけで2度3度と繰り返す事がないお祝い事だからです(現在は鮑結びも用います)。
◆ご祝儀の金額は?
ご新郎ご新婦とどの様な関係にあるか、等で変わってきますが結婚式では「別れる」「割れる」「裂ける」などの離れてしまう事を想像させる意味を「忌み(イミ)言葉」と言い、嫌厭されますのでお祝いも1万・3万・5万…と奇数が好まれます。
◆お祝いのプレゼントを渡したい
お祝いの品物を差し上げたいという方もいて、当日会場にお持ちになり披露宴中に直接お二人へ手渡す光景も目にした事があるのでは?!大きな品物ですと新郎新婦又はご家族が持ち帰らなければならない手間がある為、事前にお送りするという方法もありますが、その場合は結婚式の10日位前には到着するように手配するのがベターでしょう。
では祝電や寄贈花についてはどうでしょうか?
祝電は結婚式の前日、お花は時間指定で披露宴の会場に届くよう手配します。
お花の場合は香りの強いもの、持ち帰りの難しい大きさは避け、メッセージを添えるのが良いでしょう。
挙式と披露宴が別会場の事もありますが、その場合、挙式場に届いてしまうとご新郎ご新婦のお二人、もしくはご親族が大きなお花やたくさんの祝電を持って披露宴会場まで移動しなければならないので注意が必要です。
番外編~新郎新婦へのサプライズ演出をしたい場合の注意
披露宴で新郎新婦には内緒でサプライズを行いたい、という場合については必ず会場へ事前に相談しましょう。当日突然、それが起こると予定していた内容が狂ってしまったり、時間をオーバーしてしまい最悪の場合、多額の延長料がお二人に請求されたり、なんて事も。
◆サプライズで用意した映像が流せないトラブルも!?
気を付けたい音楽。近年、複製権の侵害に当たる為、コピーやダウンロードした音源については流せない会場が多い為、音楽を伴うサプライズ等の場合は音源の原盤を用意する等の準備が必要です。詳しくは会場へ問い合わせしてみましょう。
たくさんあるマナー何が正解?!と思いますが、結局はお祝いする『気持ち』が一番な事は言うまでもないでしょう。