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【北海道・札幌の結婚式費用】聞きたくても聞けないお金のホンネ

【北海道・札幌の結婚式費用】聞きたくても聞けないお金のホンネ

結婚式場探しに役立つ

18/06/24by 札幌コンシェル編集部

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突然ですが結婚式にかかる費用、一体おいくら位するものかご存じでしょうか?

今回は結婚式にまつわる話題の中でも、身近な方達にも少し聞きにくい”お金”に関するお話しをお届け致します。

北海道の結婚式のルーツ→【会費制の起源について】

北海道の結婚式はその昔、地域の有志で幹事を引き受け町内の寄合所へ集まって、近所のおばちゃん達の手作り料理が振る舞われ、それにかかった金額を参加費用として皆で支払う、という何とも合理的な発想で行なっていた事から、本州出身の方達には馴染みのない『会費制』が生まれたと言われています。その幹事さん達の事を”発起人”と呼んでいたのはご存じある方も多いかと思います。

そのように行っていた結婚式では新郎新婦のふたりにはなるべく金額的な負担をかけないように、と周りが会費を集めてくれたりしていた分、「こんな結婚式になったら良いな」とか「自分達で生い立ちムービーを作成して流す」等の希望が聞き入れられなかったのも事実…

今ではすっかり発起人が姿を消してふたりがゲストをおもてなしするスタイルが主流となり、新郎新婦の希望で何もかも出来るものと変化していきました。

その分、金額にも変化があり会費制には変わりませんが、この会費はゲストひとり一人が自分の食事&飲物代金として会場に支払われるものと変わり、挙式代金・衣裳代金・装花・記録物・演出・引出物に至るまでふたりの負担金額として提示されます。

では一体それらはおいくらに!?というのが聞きたいところ…

【北海道の結婚式にかかる費用の事】

挙式をチャペル式でするのか、神前式にするのかでまずは式料が違います。神社でされる方は5-15万が式料で、独立したチャペルでする方については10-20万が相場と言われています。またホテル内にある神前やチャペルで行う場合は上記の約半額で可能です。

これに一番のウェイトを占める衣裳代金が大きく乗ります。和装は白無垢・色打掛・大振袖等の種類によって、また織り方や産地(ブランド)等でも金額が大きく上下します。ドレスも約20-40万円と選ぶものによって変わります。結婚式当日に何を何着お召しになるかでも衣裳代金が違います。その他和装ですと鬘や角隠しまたは綿帽子等の小物、洋装もヴェールやティアラ等のヘッドドレスからネックレス&イヤリング、ブーケ等の小物、男性もシャツをレンタルではなく購入される方が多い為、細かな金額も増えます。

次いで負担が大きいものは記録です。記録物と一概に言ってもこちらも種類があり、記念写真・アルバム・VTR撮影などです。アルバム平均額は約15万円、VTR撮影は2時間編集のもので10-15万円のものが多いようです。もちろん前撮りされる方はそれ以外にもここの費用が嵩みますね。余談ですがプロフィール(生い立ち)ムービーやエンドロールを流したいというのも最近の演出では外せない項目となりつつあります。また近年、プロジェクションマッピング等の10万円以上する演出も人気を博しています(!!)。

最後に引出物は本州のご祝儀制のものとは違い、1,000~1,500円とリーズナブルです。但し、内容はいわゆる引菓子と言われるものやグラス、お皿等1つだけとシンプルです。見落としがちな項目で持ち帰り用の紙袋、これもタダではないのですよね。

どうですか?!ざっと上記の金額を計算するだけでもあっと言う間に100万超えです!!こんな大金をどうやって皆は捻出しているの?と不安になりますが、大概の方は”親の援助”が約100万円と言われ、他にも『会費制』と言えどお財布から会費分だけ支払うのは”ご友人枠”でお呼びした方です。実際には会費以外の”お祝い”をご祝儀袋に包んで持参するゲストも多い為、ふたりの”持出し金額”は100万円もかからない事も…

もちろんいただいたお祝いは後日、内祝いとしてお返しをしなくてはならないので全額使える訳ではないのですが、一時金としては助かりますね。これから結婚式を控えている方は参考にされて下さい。会場見学される前にご来店いただければスタッフがマンツーマンで詳しくお話しさせていただきます。