ご結婚式の2.3か月前にゲストの皆さんへ届けるご案内状。お手元に届いたゲストの方がお二人のご結婚式を楽しみにされるタイミングとなる重要なペーパーアイテムになります。
そこで今回は【案内状の大切な準備】についてご紹介します！

◆ゲストのリストアップはお早めに

　案内状をお届けする前に重要なことがあります。それはリストアップです。
「ご親族/学生時代・地元のご友人/職場の上司・同僚・後輩」を思い浮かべリストアップをします。そのうち「必ず呼びたい/できれば呼びたい/二次会のみ呼びたい/報告だけ」など、顔ぶれに合わせて大まかに区分します。時間はかかりますがその後の作業の為にもスムーズに進めることができるので、事前の準備をどれだけ早く進められるかがポイント！

～お渡しのスタイルを選びましょう～

◆ご郵送

　ゲストに住所を事前に伺い消印日が大安・友引の日にご郵送する、という現在主流となっているスタイル。遠方にお住まいの方には、なかなかお会いするのが難しいので事前に日時をお伝えすると良いですね。

【point】
☑ 引越しや住所の変更はないか、ご夫婦や女性の場合はご入籍済みなのかの確認→1度で正確な住所へお届けし余分に切手代を浪費しないようにしましょう。
☑基本的には表面（宛名側）にカードの表が合うように入れる
☑ 出来ればポストではなく窓口へ→汚れる心配がない・料金不足になっても対応可能等おすすめる理由はいくつかありますが、ポストの方がご都合が良い場合はポスト投函で問題ありません。

◆手渡し

近くにお住まいのご家族やご友人、同僚へは、直接お会いし結婚式へのお誘い・感謝を伝えることが出来る最も丁寧なスタイルです。郵送の切手代を節約できるメリットも！

【point】
☑ 宛名はお名前のみで、住所は記入しない→礼儀を尽くして手渡しする予定だったことを示しましょう
☑ 封をせず、開封してすぐカードの表が見えるように入れる→シールを貼るのはOKですが、封を（縁を）”切る"という忌み言葉を避ける為です

◆ご案内状をお届けする際の注意

『封入の順番』目を通していただく順で「招待状/付箋/地図/返信ハガキ」が親切です。『ハガキ』慶事用切手を貼りましょう。また返信ハガキは、こちらが手渡しの場合も相手が同じように手渡しでお返事してくれるとは限らないので返信分の切手を封入すると良いですね。
『お子様の宛名』ランチ1名様分として考えられる年齢のお子様はお名前を記入することが多いです。『連名に注意』基本は「様」ですが、ご招待の対象が家族の場合は「～ご家族様」。小さいお子様には「ちゃん」「くん」を記入しましょう。

◆番外編　～オリジナル切手～

　目上の方や親戚には慶事用切手を使用することが多いですが、ご友人や親しい方には可愛らしいデザインやお二人オリジナルの切手もおすすめです。
作成はとても簡単で、フレームと画像をお好きなものから選ぶことが出来るのです。
申込み方法については、日本郵便の窓口・webサイトから申込みができ、ご注文を受け付けてから約3週間でお手元に届きますのでお早めの申込みがおすすめ！

抑えるべきポイントが想像以上にあったのではないでしょうか？ゲストがいくら気心の知れた関係性だったとしても、マナーを守ることは非常に大切ですよね。
素敵なデザインが種類豊富にあるので悩むかもしれませんが、ご結婚式の準備はもちろん案内状以外にもありますので、無理なく早めに始められると安心です。大切なゲストの皆さんを思い浮かべながら準備もぜひ楽しんで下さいね！