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【意外がいっぱい】リゾート婚のリアル事情!メリットとデメリットとは?
結婚式の豆知識・雑学結婚式場探しに役立つ
by 札幌コンシェル編集部
青い海と白い砂浜、明るい太陽の下、純白のチャペルで永遠の愛を誓う…一度は憧れたことのある方も多いのではないでしょうか、今注目の「リゾート婚」。海外で挙式やレセプション(会食)をすることです。
代表格のハワイをはじめ、グアムやモルディブなどの海に囲まれたリゾートや、歴史ある教会や建造物の豊富なヨーロッパなど、その行き先もさまざま。海外よりもお手軽にリゾート婚が叶う、沖縄も人気のエリアの一つです。
今回はそんな「リゾート婚」を実際に手がけるコンシェルジュが、リゾート婚のリアルなメリット・デメリットをまとめました。
◇ここがメリット!意外な「リゾート婚が選ばれる理由」
1. 憧れが叶う
なんといっても一番はこれ。青い海、白い砂浜、荘厳な大聖堂などのロケーションに憧れを持っていたという花嫁様は多いはず。開放感あるロケーションの中で行われる結婚式や、リゾートならではのウエディングフォトなど、素敵な一生の思い出になりますよね。またご両親世代の中には、「一度でいいから海外旅行がしてみたかった」「こんな時じゃないとなかなか機会がないので、いい思い出になった」という声もあり、親孝行にもなるケースもあります。
<豆知識>
ウエディングフォトを重視する花嫁様なら、ウエディングドレスの素材は出来るだけシルクなどの軽いものにするのがおすすめです。風になびいて、自然の美しさが表現された写真を撮影することが出来ますよ☆
2.「本当に呼びたい人」だけを呼べる
意外ですが、実際に多いのがこの理由。
「会社関係の人はあまり呼びたくない」「友人を呼ぶときりがないから、親族だけにしたい」というケースで、失礼にならないよう周囲に伝えるにはどうしたら良いか、悩みませんか?
リゾート婚はゲストにも現地へ来てもらわなければならないので、二人だけ、親族だけなど少人数でされる方が多いのが特徴でもあります。「リゾートで、親族だけで式をする」と伝えれば、直接的にお断りする必要はありません。
「呼びたくない」わけではなくても、ご友人の中で呼ぶ・呼ばないの線引きが難しい場合には、身軽にリゾートで二人だけで…という方法をとる方も増えています。
3.結婚式が少し恥ずかしいというふたりへ
このポイントに気づかないまま結婚式を挙げてしまうカップルも多い、隠れた魅力です。結婚式に対して、「気恥ずかしい」という感覚を持っている方もいらっしゃると思います。「相手のために結婚式を挙げる」「自分は乗り気じゃなくても親のすすめで挙げる」という方には、リゾートウエディングもおススメです。
リゾートウエディングの多くの場合は、ふたりだけ、もしくはご両親、ご家族など限られたゲストしか呼ばないため、ご自身のウエディングドレス、タキシード姿を回りの人に見られることもありません。周りの目を気にすることなく、リラックスした中で挙式を行うことが出来ます。
「結婚式、実は恥ずかしいな」と思っている方は、パートナーに提案してみてはいかがでしょうか。
◇ここがデメリット!!もっと意外な、「リゾート婚の落とし穴」
1. ゲストの負担が大きい=呼びたい人を呼べない
これはメリットの②と裏返しですね。
・飛行機に乗らなければならない(お年寄りのご親族の身体的負担)
・長い休暇が必要(お仕事のあるゲストは、地元での結婚式に比べ長い休みが必要)
・予算的な負担が大きい
このような理由から、呼ばれる側の負担は地元での式に比べかなり大きくなります。
特に海外の場合、おじいさま・おばあさま世代には、パスポートを取ったり、日本語の通じない環境へ行ったりという一連の流れが大きな負担に感じられることも。「本当は晴れ姿を見たかったけれど、そういうことなら若い人で楽しんでおいで」と、写真でしか見てもらえないという場合もあります。
お二人にとっても、「呼びたい人が呼べない」ということも。地元ならば呼べた友人や会社関係の方にも、当日はお祝いしてもらえない上、結婚式とは別にご挨拶やご報告が必要。これをメリットととるかデメリットととるかは、呼びたいゲストの顔を思い浮かべながら、いちど検討してみる必要がありますね。
2.費用面のデメリット~予算内でできることが少ない
リゾート婚は基本的に、「挙式のみ」でされることを前提にプランが組まれています。リゾートで挙式と食事会をしたい、と思った場合には、別途料金が発生してきます。
加えて、リゾート婚には旅費がかかります。お二人の旅費はもちろんですが、ゲストの旅費・食事代などもお二人が負担する場合は、その金額はかなり大きなものに。さらにリゾートにゲストを呼ぶ場合には、「会費」や「ご祝儀」を集めることはしないのが一般的です。
そう考えると、かかる費用は地元で結婚式をする場合とかなり変わってくることがなんとなくイメージできるのではないでしょうか?
3. ドレスが限定される
最後に、意外と知られていないのがこのドレスの問題。リゾート婚の場合、ドレスの選び方は大きく分けて二つあります。
(1)現地のドレスを着る
現地にもサロンを持っている会社で申し込んだ場合に使える方法です。地元で試着して着たいドレスを決め、当日現地にある「同じデザインのドレス」を使うパターンです。かさばるドレスを持って歩く必要がなく、現地でいきなりドレスを見て「着たいドレスがない!」となる心配もないのがメリット。
逆にデメリットは、地元の衣裳店と現地の衣装店でドレスの状態(品質)がちがうケースがあることです。「試着で着たドレスは素敵だったのに、当日着るドレスはビーズが取れていた…」「何度も着回しされた後で、色や質感が違った…」と、デザイン以外の状態の違いで、トラブルになる事もあります。
(2)地元で選び、自分で持っていく
地元でドレスを選び、決めたドレスを自分で現地へ運ぶ方法です。地元で挙式をする場合と同様に、持込料さえ払えば好きなドレスが着られますから(提携ショップ等で持込料がかからない場合もあります)、ドレスにこだわりたい方・たくさんの中から選びたい方にはおすすめです。また、当日着るのは試着して決めたドレス「そのもの」ですから、(1)のような心配はありません。
逆にデメリットは荷物になること。持ち運びを考え、しわになりやすい素材やボリュームのありすぎるドレスはなかなか選べないということも。また、会場によっては現地でのメンテナンス(アイロンがけなど)を受け付けていないところもありますので、当日のドレスの状態は地元での挙式に比べると決して良いとは言えません。
↑のような理由から、ドレスにこだわりのある花嫁様がリゾート婚を選ぶ場合には、ある程度リスクが伴うことを知っておいた方が良いでしょう。
いかがでしたか?
気を付けるべきところもたくさんありますが、メリットもいっぱいのリゾート婚。今回載せた内容はあくまでもお声としてよく聞くもので、会場やお二人の希望、呼びたいゲストの顔ぶれによってメリット・デメリットは様々です。
「憧れのリゾート婚、なにから手を付けていいかわからない…」
「地元と比べて、どちらが自分たちの希望を叶えられるんだろう…」
そんなふうに思われる方は、まずは札幌コンシェルへご相談くださいね★
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