11631
人前式の魅力とメリットとは?~挙式スタイル徹底研究
結婚式本番に役立つ
by 札幌コンシェル編集部
一般的に結婚式は、新郎新婦のお二人が一生の愛を誓う「挙式」からスタートしますが、挙式のなかでいま「人前式」(じんぜんしき・ひとまえしき)というスタイルの人気がじわじわと上がってきているのはご存知でしょうか。
友人の結婚式に参列して知ったという人も増えて来ているこの挙式スタイル。挙式と言われてイメージするのは、牧師先生が「チカイマスカ?」というキリスト教式や、神社で行われる神前式のイメージが一般的かと思いますが、これらの挙式と人前式はどう違うのか、しっかりとチェックしていきましょう♪
人前式のポイント1:他の挙式と大きく違うのは「誓いの証人」
教会式や神前式は、神様に愛を誓います。では人前式はというと、参列してくれているゲストの皆さまに結婚の証人となってもらい、愛を誓います。今まで支えてくれた家族、親戚、そして、友人たちみんなにしっかりと誓いましょう。
人前式だからこそ叶うオリジナル結婚誓約書
①ウエディングツリー
誓う相手がゲストであるがゆえに、挙式と絡めることがおススメな演出が、ウエディングツリーです。木(ツリー)のイラストと、色とりどりのスタンプ台を用意して、ゲスト全員に母印を押していただきます。こうして作られる色とりどりの葉が実った一枚の木の絵は、ゲスト全員が証人となった世界に一つしかない、「結婚誓約書」になります♪ゲスト全員の愛情がこもった誓約書が作れるのも人前式の魅力の一つです♪
海外の結婚式では一般的に行われているウェディングツリーですが日本ではまだまだ知られていないのできちんとした説明文がないと、どうしたら良いのか分からず寂しいツリーになってしまいます。
ゲスト一人一人の母印、捺印がツリーを彩りますが最近はスタンプの色を『結婚生活に必要なもの』にたとえ参加する方にも楽しんでもらえるよう工夫しています。
ピンク(愛情)
イエロー(笑顔)
グリーン(思いやり)
ブルー(忍耐)
また手を汚したり、スタンプがドレスに付いたりする事を考慮し、サクラの花びらや もみじなどのクラフトパンチで型抜きしたものを貼ったり、本当の小枝にメッセージを書いたカードを飾ったりするツリーも人気です。
葉の付いていない木は新郎新婦です。集まったゲストの協力があって華やかな花を咲かせたり、緑たっぷりの大木を完成する事ができるのです。
②ジグソーパズル
ゲストが1人1ピース、ジグソーパズルのピースを持っていて、挙式の中、みんなでパズルを作っていきます。出来上がると、それはふたりのためのオリジナル結婚誓約書になるという演出も、自由な人前式ならではの演出。印刷された紙の結婚誓約書よりも、「お世話になったゲストが作り上げてくれた」誓約書は、それを貰う花嫁になってみると、想像よりも非常に嬉しいものですよ♪
人前式のポイント2:オリジナリティのある挙式の進行が可能に
宗教色がなく、進行も内容もオリジナルなプランニングが可能なので、ゲストに喜んでもらえるような温かい式にも対応できます。式の進行を務める司式者を、新郎新婦共通のお友達に行ってもらったりするなど、式の進行に直接ゲストが携わることも可能です。担当のウエディングプランナーがいろんな提案もしてくれるので、自分たちだけで考え込む必要はないのでご安心ください!
人前式のポイント3:ガーデン人前式がブーム♪
海外のようなアットホームな結婚式が流行している影響で、「挙式はガーデンの中でやりたい!」という花嫁様が急増中です。人前式は、教会や神社など、場所にとらわれる心配がないので、ガーデンでの挙式にはピッタリの挙式スタイルになっています。ガーデンならではのバルーンリリースの演出を挙式の中で行ったりできるので、様々な形でオリジナリティのある挙式を行うことが出来ます。
挙式の厳粛さに欠ける一面も。オリジナリティのある結婚式を求めるカップル向けのスタイル♪
デメリットとしては、教会式、神前式と比べて厳粛な雰囲気、重厚感に欠けてしまう一面があるので、自由さやオリジナリティ重視の結婚式、挙式を目指すであれば、人前式は非常におすすめです☆
いかがでしたでしょうか。ぜひ、参列ゲストの思い出にも深く残る、オリジナリティのある人前式を叶えてみてくださいね!